ワンオペでの育児は本当に大変ですよね。子どもの相手をしながらの家事は、思うように進まずストレスが溜まっている方も多いのではないでしょうか。そして家事の中でも特に時間がかかるのが食事の支度です。
献立を考えることから始まり、そこから買い出し・調理・配膳・後片付けと、やることも考えることもたくさん。それを毎日3食こなすのは簡単なことではありません。
「少しでも日々の負担を減らしたい!」という方は、ごはんだけでも手抜きをしてワンオペ育児を楽にしませんか?この記事ではワンオペ育児を助ける手抜きごはんを紹介します。
ワンオペ育児のここが大変!
ワンオペ育児が大変に感じる理由は、1人で子どもを見ながら家事を進める必要があるからです。子どもの相手をしながらだと何事も思うように進まないですよね。
何度も何度も「ママ見て〜」と自分のところにやってくる。畳んだ洗濯物をぐちゃぐちゃにされる。何回掃除しても食べカスが散らかる。おむつが濡れたら替え、服が汚れたら着替えさせる。目を離せばすぐに危ないことやいたずらをし始める。そんな中で家事を進めなくてはならないのです。
特に食事の支度は工程が多く、時間もかかります。料理中は子どもを待たせておく必要がありますが、それにも限界があるため手間のかかるメニューは作れません。そのため毎日の献立に頭を悩ませている方も多いですよね。
手間のかかる食事の支度をうまく手抜きできれば、ワンオペ育児をもっと楽に乗り越えられるでしょう。
ワンオペ育児を助ける!手抜きごはんのポイント8つ
食事の支度は大きく4つの工程に分けられます。
- 献立を考える
- 買い出し
- 下ごしらえ・調理
- 後片付け
どれか一つの工程を楽にするだけでも、食事の支度はぐっと楽になるはずです。ここではワンオペ育児が楽になる手抜きごはんのポイントを8つお伝えします。
1.献立をルーティン化する
献立を考えるのが大変だと感じる方は、献立をルーティン化してしまうのがおすすめです。例えば「火曜日はカレーライスの日」、「金曜日はお惣菜の日」、「朝食は毎日パン」など。すると一日中献立を考えなくてはならない状況から解放されます。
献立が決まると買う食材も大体決まってくるので、1回の買い物で数日分まとめ買いでき、買い出しの負担を減らすことにもつながるでしょう。
2.食材はネットスーパーでまとめ買い
子どもを連れて買い出しに行くとお菓子をねだられたり、大人しくカートに乗ってくれなかったりと大変なことも多いですよね。買い出しの負担を軽減するには、ネットスーパーや食材宅配の利用がおすすめです。飲料やお米など重量のあるものも玄関まで届けてもらえるので、子どものいる家庭は助かります。
ただしネットスーパーや宅配サービスは配送料が毎回かかってしまいます。そのため数日分を1回でまとめ買いするなど、配送料の負担を減らす工夫をすると節約につながるでしょう。
3.お惣菜や冷凍食品を活用する
最近ではスーパーのお惣菜や冷凍食品の質が高く、レパートリーも豊富です。疲れてしまった日や今日は料理したくないという日には、そういった商品に頼ってしまいましょう。お惣菜ならばその日の気分に合わせたメニューが選べ、洗い物も減るため後片付けも楽ちんです。
一方冷凍食品は長く保存できるためストックしておけば、いざという時に電子レンジで加熱するだけで食事の用意ができます。特に手作りにこだわっていなければ、積極的に活用していきましょう。
4.宅配幼児食を利用する
1〜6歳の小さな子や偏食の激しい子がいる場合、大人とは別のメニューを用意している場合も多いでしょう。しかし複数のメニューを作るとなるとその分手間や時間も増えてしまいます。子どもが食べるメニューだけでも楽をしたいママやパパは、宅配幼児食の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
宅配幼児食は自宅に冷凍の幼児食や、幼児用のミールキットが届くサービスのこと。簡単な調理で栄養たっぷりな幼児食が用意できるため、ワンオペ育児の強い味方となってくれるでしょう。レンチンわずか5分で下記のような立派なご飯ができちゃうのって、結構すごいことですよね。
最近では共働き家庭が増えていることから、宅配幼児食の需要が高まっているため多くのサービスがあります。どの宅配幼児食がいいのか分からないという方は、以下の記事も参考にしてみてください。
>>1~2歳からOK!安い冷凍宅配幼児食のおすすめ・比較ランキング!お弁当も
おすすめの宅配サービスがランキング形式で紹介されているため、自分に合ったサービスがきっと見つかりますよ。
5.まとめて作り置きしておく
手作り派の方やなるべく食費を節約したい方はおかずの作り置きがおすすめです。例えば時間のある週末に平日分のおかずを作って保存したり、夕食を多めに作って次の日の朝食や別日に出したりする方法などが挙げられます。
お惣菜を買うコストが抑えられるだけでなく、一気に作れる分材料費やガス代の節約にもなるでしょう。ただし保存の際は冷蔵庫・冷凍庫を活用するなど、料理が傷まないように注意してください。
6.電子レンジや電気圧力鍋を活用
火を使う料理は目を離せないため、子どもをワンオペで見ているときはなかなか作りづらいですよね。そんな時は電子レンジや電気圧力鍋を活用したレシピを取り入れてみましょう。材料をセットしてボタンを押せば、あとはほったらかしでOK。その間に子どもとの時間を作れるため、効率的な方法です。
7.レトルト食品・ベビーフードの日を作る
毎日3食食事を作るのが負担に感じる方は、レトルト食品やインスタント食品などを使うのも一つの方法です。1週間に一度でも手抜きごはんの日を作ることで、心に余裕が生まれるかもしれません。
また離乳食が必要な小さな子にはベビーフードの活用がおすすめです。離乳食づくりはやわらかく煮る・すりつぶすなど、大人の食事と別の工程が多く手間に感じる方も多いのではないでしょうか。ベビーフードなら温めるだけですぐに用意できるため、調理の負担をかなり減らせます。
ただ、ベビーフードやレトルト食品を使うことに罪悪感を感じる方もいるでしょう。しかし最近では国産の原料にこだわったものや、食品添加物を極力控えたアイテムも増えています。子どもに安心して与えられる離乳食をお探しの方は、下記の記事も参考にしてみてください。
カインデストのような離乳食なら、罪悪感なく子どもにも安心して与えられます。
8.たまにはぜいたくにフードデリバリー
「お惣菜を買いにスーパーに行くのも面倒」
「冷凍食品を加熱してお皿に並べるのさえやりたくない」
そんな日もあるかもしれません。特にパパ・ママの体調がすぐれない日は、最低限の家事さえ手につかないこともありますよね。そんな時は思い切ってフードデリバリーを使っちゃいましょう。
出来立ての料理が配達してもらえるので、受け取ったらそのまま食べられるのが最大のメリットです。食べ終わったら容器を捨てればいいので、洗い物の手間も減らせます。
ただしフードデリバリーは商品が割高なうえに送料がかかるため、高頻度での利用は難しいでしょう。また混雑状況によっては到着に時間がかかることもあるため、注意してくださいね。
簡単に用意できる!手抜きごはんメニュー
最後に手抜きごはんメニューの具体的な例を紹介します。簡単でありながら野菜やたんぱく質も補いやすいメニューになっていますので、参考にしてみてください。
そぼろご飯+汁物
鶏ひき肉を甘じょっぱく炒めたそぼろを作り置きしておけば、炊いたご飯に混ぜるだけでそぼろご飯ができます。お肉が苦手な子でもそぼろのような小さなお肉なら食べやすいでしょう。
また、そこにお味噌汁やコンソメスープなど、野菜が入った汁物をプラスすれば栄養バランスのいい食事になります。お野菜が苦手な子は、細かく切った小松菜や人参をあらかじめそぼろに混ぜたり、デザートに果物をプラスしたりするといいでしょう。
冷凍餃子+ごはん
冷凍餃子をストックしておけば、フライパンで焼くだけで用意ができます。餃子の具にはお肉と野菜が入っているため、とりあえずこれさえ食べておけばOKという安心感がありますよね。
さらに栄養を補いたいという方は、ごはんにしらすや鮭フレークなどを混ぜるといいでしょう。冷凍餃子はスープに入れるなど、アレンジも可能です。
和えるだけのパスタ+サラダ
パスタ好きな子には和えるだけのパスタソースを使うのがおすすめです。最近では電子レンジでパスタを茹でられる調理器具もありますので、それらを活用すれば最低限の調理でパスタが用意できます。数種類のパスタソースをストックしておけば、味のバラエティを増やすのも簡単です。
ただしパスタだけでは野菜やたんぱく質が不足しやすくなります。パスタにしらすやチーズ、冷凍野菜などをトッピングしたり、サラダや果物を足したりすると栄養バランスがよくなるでしょう。
焼きうどん
うどんが好きな子どもは多いですよね。冷凍うどんをストックしておけば、いつでも簡単に焼きうどんが用意できます。キャベツや人参といった野菜を足したり、お肉を足したりすれば一品でさまざまな食材が食べられるのでおすすめです。カット済みで売られている野菜を使えば、さらに手軽に作れますよ。
手抜きごはんでワンオペ育児を楽しく乗り切ろう
今回はワンオペ育児を助ける手抜きごはんについて紹介しました。大変なワンオペ育児を乗り切るためには、「ほどよい手抜き」が大切です。もちろん一から手作りのご飯を作ることは素晴らしいことですが、たまには手抜きをして子どもと向き合う時間を増やすことも立派な愛情です。
お惣菜や宅配幼児食などに頼りながら、ワンオペ育児を賢く楽に乗り切りましょう。
コメント