偏食やイヤイヤ期が目立ってくる2歳児。せっかく用意したご飯を食べてくれないこともあり、正直めんどくさいと感じている方もいるのではないでしょうか。子どものために栄養たっぷりなご飯を毎食用意するのは大切なことですが、いつも頑張る必要はありません。
たまには上手に手抜きをしてママの余裕と笑顔を守った方が、子どもにとってもプラスに働くことだってあるのです。今回は2歳児のご飯の用意がめんどくさい時に楽に乗り切る方法を紹介します。
→【人気記事】2歳児のママが利用してる安い宅配幼児食のおすすめ・比較ランキング!
2歳児のご飯がめんどくさい主な理由
まずは2歳児のご飯がめんどくさいと感じる主な理由についてみていきましょう。
料理する時間がない
2歳は自己主張が増えてイヤイヤ期が目立ってくる時期です。理不尽な要求も多く、食べるといったものを用意したら食べないといったり、おもちゃではないもので遊びたいといったりしてきます。
また、オムツ替えや着替えを嫌がる、ママやパパと常に遊びたがるなど、なにかと手がかかるようになります。すると放っておくわけにもいかないため、食事の支度どころではないことも増えてくるでしょう。
パパ・ママが疲れている
2歳くらいだと午前中は外で遊ばせて、お昼ご飯を食べさせてからのお昼寝が王道スケジュールです。しっかりお昼寝してもらうために、朝から公園や支援センターに連れていくことも多いのではないでしょうか。
しかし外で遊んで帰ってきてから用意するお昼ご飯はとにかくバタバタ。パパ・ママも疲れているので作る気力も正直ないことが多いですよね。またパパやママの体調が悪い時は、2歳児の相手で精いっぱいでご飯の用意まで手が回らないこともあるでしょう。
偏食で食べてくれない
2歳児はイヤイヤ期と併せて偏食が目立ってくる時期でもあります。せっかく用意したご飯も「いらない!」「いや!」と拒否されるのが日常茶飯事です。また昨日まで喜んで食べていたものを、ある日突然食べたくないと主張することもあります。
パパやママだって人間です。そんな態度を取られ続けたら、もう作りたくないと思うのも無理はないでしょう。
2歳児のご飯がめんどくさい時に試したい方法
2歳児のご飯を用意する余裕が無い、めんどくさいというときにすぐに試せる方法を紹介します。
とりあえずパン
おかずが必要なご飯、どうしても加熱する作業が必要な麺類と違い、パンはそのままでも食べられます。そのため子どもの空腹が限界な時など、とりあえずパンを食べさせておくのは有効な方法です。
子どもが好きなスティックパンやロールパン、食パンなどをストックしておき、すぐに出せるようにしておきましょう。たまには気分を変えて美味しいパン屋さんに買いに行くのもいいですね。
スーパーでお惣菜を買う
買い物帰りなど、スーパーに行くタイミングがあればお惣菜を買うのも1つの方法です。最近のスーパーのお惣菜はレパートリーも豊富で、味にこだわっているものも多いです。
おかずだけ買うのであれば、コストもそれほどかからないでしょう。選び方としては塩分・脂質が少なく、たんぱく質が摂れるものがおすすめ。魚の塩焼きや煮物、野菜の和え物などがいいでしょう。
とはいえ、食べてもらえなくては意味がありません。ポテトや唐揚げしか食べないのならそれを選び、他の食事で調整しましょう。
冷凍食品フル活用
冷凍食品は電子レンジで加熱するだけで食事が用意できます。火を使う料理と違ってほったらかしにしても大丈夫なので、加熱している間に着替えや片付けなどをこなすことも可能です。
例えばハンバーグ・つくね・焼きおにぎり・グラタン・キャラクターポテトなどを活用しているママが多いようです。また冷凍食品は保存が効くのが大きなメリット。いざという時のために数種類ストックしておきましょう。
作り置きしておく
「お惣菜や冷凍食品に頼らず、自分で作りたい」
「なるべく食費は抑えたい」
という方は作り置きがおすすめです。
幼児食を毎回一から作るのは大変ですよね。おかずを作る時に少し多めに作っておき、残りは保存しておけばめんどくさいときに加熱してすぐに出せます。
そぼろやミートソースを作っておいたり、野菜をカットした状態で冷凍したりするだけでも調理の手間を大きく減らせるでしょう。
【イチオシ】宅配幼児食に頼る
調理だけではなく献立を考えるのもめんどくさいというときには、宅配幼児食の利用がおすすめです。宅配幼児食は幼児向けの冷凍食品や、幼児食が作れるミールキットが自宅まで届くサービスのこと。
最初から幼児向けに作られているため、塩分量などの栄養価も心配ありません。電子レンジで加熱するだけで食べられるものや、調理時間10分程度で本格的な料理が作れるものなど、サービス内容はさまざまです。
どのようなサービスがあるのか知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
>>1~2歳からOK!安い冷凍宅配幼児食のおすすめ・比較ランキング!お弁当も
自分や子どものライフスタイルに合った宅配幼児食を使ってみましょう。
野菜ジュースや栄養補助食品で補う
パンだけ、おにぎりだけといったズボラごはんのときに気になるのが栄養不足。特に2歳は野菜を食べない子も多く、野菜不足が心配なパパ・ママも多いでしょう。
そんなときは野菜ジュースや栄養補助食品で補うという方法があります。野菜嫌いでも野菜ジュースなら飲めるという子も少なくありません。気休め程度かもしれませんが、なにも摂らないよりはいいですよね。糖分量などに気をつけながら、取り入れてみてはいかがでしょうか。
これで解決!2歳児が満足するズボラメニュー3選
以上の方法を踏まえて、具体的なメニュー例を紹介します。時間がないときでもすぐに用意できるメニューになっていますので、参考にしてみてください。
ご飯+お味噌汁+お惣菜
スーパーやコンビニでお惣菜を購入し、ご飯とお味噌汁のみ自宅で用意する方法です。購入するお惣菜はおかずだけなので、それほどコストはかかりません。
お昼ごはんであれば、朝ごはんのお味噌汁を多めに作っておいて出すだけです。汁物をあまり飲まない子であれば、お味噌汁はカットしてもいいでしょう。その分野菜が摂れるお惣菜を選べばOKです。
パン+野菜ジュース+ヨーグルト
「作り置きもなく、調理する暇もない」という時もあるでしょう。特に朝はバタバタしていて時間がないため、すぐに出せるパンがおすすめです。軽くトーストするとしても、火やフライパンは使わなくて済みます。
そのままでは栄養が足りているか不安という方は、ヨーグルトや野菜ジュース、果物などをプラスすると他の栄養素も簡単に補えるでしょう。
冷凍うどん+カット野菜+卵
冷凍うどんをストックしておけば、そこに野菜や卵を加えて、栄養たっぷりのかき玉うどんが作れます。カット済みの冷凍野菜やカット野菜の作り置きをしておけば、さらに調理の手間を省くことも可能です。卵の代わりにツナを加えて、焼きうどんにするのもおすすめです。
【まとめ】2歳児のご飯は手抜きでOK!
今回は2歳児のご飯がめんどくさい時に楽に乗り切る方法を紹介しました。2歳はかわいい時期でもありながら、イヤイヤ期や偏食で悩まされることの多い時期でもあります。余裕をもって子どもと向き合うためにも、ご飯の用意は手抜きをしてもいいのではないでしょうか。
今の時代、美味しいお惣菜や便利なミールキット、栄養が豊富な宅配幼児食など、頼れるものも多くあります。それらを上手に活用しながら、今しかない2歳児の育児を楽しみましょう。
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